治療法
AS式シェービング法
AS式超音波シェービング法
AS式皮下組織削除法
AS式剪除法
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ワキガ・多汗症の治療法
治療の原理
 ワキガ・多汗症の発症メカニズムのところでもご説明したように、ワキガ・多汗症の原因は汗を分泌する汗腺が多いこと、あるいは汗腺の活動性が高いことにありますので汗腺の量を減らすことで、あるいは汗腺の活動性を低下させることでワキガ・多汗症の症状を軽減することが可能です。
具体的な治療法
(1) ご自分でできる簡単な治療法
 最も簡単な治療法は腋の下を清潔に保つこと、あぶらこいものや刺激物を食べないこと、アルコールやタバコを控えること、水分や塩分を制限することなどがあります。ただしこれらの方法では臭いや汗の量の減少はわずかです。
(2) 制汗剤
 市販の制汗剤でもかなりの汗の臭いや汗の量を抑えることができますが一時的対症療法ですので根本的な治療とはなりません。
(3) 脱毛
 腋の下を脱毛することでわきに生息する雑菌が減り、臭いの生成が若干抑えられます。汗の量は変わりません。
(4) ボトックス注射
 ボトックスという薬を腋の下の皮膚に注射することで簡単に汗を出なくすることができます。効果は約半年間です。注射は5分程度で簡単に済みますので、いわゆる“プチ整形”とお考えください。なお、ボトックスは主にエクリン汗腺からの発汗を抑制しますので、多汗症の方には大変効果的です。
(5) 手術療法
A. AS式シェービング法  
 腋の下に4mmの小さな穴をあけ、そこから当院院長が開発した特殊な器具を皮下に沿って挿入し、腋の下のエクリン汗腺、アポクリン汗腺、そして脂腺を除去します。従来の方法に比べ、汗腺および脂腺の除去率が高いことが特徴です。また、傷跡も4mmと小さく、ほとんど目立ちません。さらに術後の回復が早く、合併症を生じることがほとんどないためすぐに日常生活にもどれます。


(具体的手術の手順)
1.腋の下の毛を剃ります。続いて手術範囲にしるしをつけます。
2.術野の消毒をします。
3.腋の下に局所麻酔を打ちます。
4.毛の生え際の目立たないところを4mm切開します。
5.特殊器具を切開部より皮下に挿入しエクリン腺・アポクリン腺・脂腺を削除します。
6.切開部を縫合し終了です。
7.ガーゼを患部に当てて固定します。


(術後の経過)
1.術後は7日目の抜糸までの間にできれば1,2回来院していただいております。
2.抜糸後は原則的に通院不要です。
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B. AS式超音波シェービング法
 AS式シェービング法に超音波トリートメントを組み合わせることにより、汗腺・脂腺の除去率をさらに高めた方法です。超音波の効果で皮下組織をやわらかくほぐすことで汗腺・脂腺をよりたくさん取り除くことができます。ワキガ・多汗症の症状が中等度の方に適しています。


(具体的手術の手順)
1.腋の下の毛を剃ります。続いて手術範囲にしるしをつけます。
2.術野の消毒をします。
3.腋の下に局所麻酔を打ちます。
4.手術部位に超音波をあてます。
5.毛の生え際の目立たないところを4mm切開します。
6.特殊器具を切開部より皮下に挿入しエクリン腺・アポクリン腺・脂腺を削除します。
7.切開部を縫合し終了です。
8.ガーゼを患部に当てて固定します。


(術後の経過)
1.術後は7日目の抜糸までの間にできれば1,2回来院していただいております。
2.抜糸後は原則的に通院不要です。
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C. AS式皮下組織削除法
 腋の下の皮膚に2cmの切開を加え、そこから特殊な皮下組織削除器でエクリン腺・アポクリン腺・脂腺を削除します。効果はシェービング法よりも優れますが、3日間程度はお家で安静にしていただく必要があります。


(具体的手術の手順)
1.腋の下の毛を剃ります。続いて手術範囲にしるしをつけます。
2.術野の消毒をします。
3.腋の下に局所麻酔を打ちます。
4.毛の生え際の目立たないところを2cm切開します。
5.特殊器具を切開部より皮下に挿入しエクリン腺・アポクリン腺・脂腺を削除します。
6.切開部を縫合し終了です。
7.ガーゼを患部に当てて固定します。


(術後の経過)
1.術後は7日目の抜糸までの間にできれば2,3回来院していただいております。
2.抜糸後は原則的に通院不要です。
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D. AS式剪除法
 腋の下のしわに沿って2cm程度の切開を1〜2箇所加え、そこから直視下に汗腺を見ながら削り取っていきます。治療効果は一番高いのですが、お家で3日間程度安静にしていただく必要があります。ワキガ・多汗症の症状の重い方に適した治療法です。


(具体的手術の手順)

1.腋の下の毛を剃ります。続いて手術範囲にしるしをつけます。
2.術野の消毒をします。
3.腋の下に局所麻酔を打ちます。
4.腋の下のしわに沿って2cm程度1〜2箇所切開します。
5.切開部より直視下にエクリン腺・アポクリン腺・脂腺を削除します。
7.切開部を縫合し終了です。
8.ガーゼを患部に当てて固定します。


(術後の経過)
1.術後は7日目の抜糸までの間にできれば2,3回来院していただいております。
2.抜糸後は原則的に通院不要です。
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